体幹を体感する

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

体幹を体感する

体幹といえば体のどの部位をイメージしますか?

 

 

体幹を分解すると体の幹になるので、末梢からすれば中枢部ですし、手足でいえば胴体です

 

 

体幹といえばどこの部位から捉えて体幹部といっているのかという部分で解釈が変わってきます。

 

 

もっといえば体幹部をエネルギーとして捉えることもできます。

 

 

体の最も中心部(CenterやCore)は脊柱の近くにありますが、この脊柱は構造上一直線ではなく弯曲しています。

(上が頸部、下が腰部、その間が胸部で脊柱全体を横からみた図)

 

そのため、前弯している頸部と腰部、後弯している胸部はその弯曲するエネルギー方向が違います。

 

 

頸部と腰部は前に弯曲しているので、後方に倒れていきやすいし、胸部は後ろに弯曲しているので前方に倒れていきやすい傾向があります。

 

 

構造上では背骨と背骨の間には椎間板(脊柱のクッション材)、そしてその椎間板の中央には髄核という中心そしきがあります。

 

 

この髄核が背骨を過剰に曲げたり、強い衝撃が加わった時に変位してしまうと椎間板ヘルニアといわれる状態になります。

 

 

背骨を前に曲げる(屈曲)、後ろに曲げる(後屈)、横に曲げる(側屈)、回す(回旋)動きの中心が髄核になれば、髄核事態の負荷はボールを転がすようなイメージですね。

 

 

では動いているときは体幹は安定しているのかどうか?

について次です。

 

 

動作時の体幹部

動作時に体幹部がコントロールできているかどうかにてついては上記の髄核が重要になります。

 

 

動作時も髄核ボールを意識して、動くと円滑に動くことができますがポイントとして背骨と背骨の前後、左右の間ができるだけ一定である必要があります。

 

 

このように動いていない場合は背骨同士の関節の前側や後ろ側、横などを潰して動かしていることが多く、背骨自体がスライドする方向への動きが加わってきます。

 

 

形状的には背骨は弯曲しているので真ん中(直線的な体幹部)をつくることはできませんが、背骨1つ1つの関節をみてみると椎間板、髄核というものと関節面の間が体幹部を構造的に視覚化してくれます。

 

 

体幹部を感じるためにどの感覚の中で体をコントロールしていけばいいのでしょうか?

 

体幹部を体感するためには?

体幹部を体感するためには、ピラティスでいうエロンゲーションという感覚がとても大切になります。

 

 

エロンゲーションとは軸の伸長もしくは抗重力運動と言われます

 

 

つまりは、頭は地面から離れて上に上に昇って、足は地面の方向に押し込んでいくことで、重力に抗して体を起こしていく動きになります。

(球状の髄核に対して重力がかかる。下部はそれを支え、上部は弾性力と真ん中を取ることで重力に抗して伸びる)

 

この動きが前提にあることで、関節の真ん中を取ることができ、関節を潰しながら動くことはありません。

 

 

動きの前提としてエロンゲーションが確立されていると、体幹部での支持が関節全体で行うことができ、単独の関節への負担は少なくなります。

 

 

しかし、この感覚がないとどこかの関節を潰しながら動いてしまう可能性が高くなります。

 

 

関節の変形も結局は関節を潰してしまい変形という形で表に出てきているのです

 

 

ピラティスは感覚を養うものであり、生活自体に浸透させ生活習慣や環境に対して改善を求めるのであれば神経系に対して外からアクセスする必要があります。

 

 

外からのアクセスに関しては、視覚化するものも難しいものもあります。

 

 

クライアントさんの内部感覚としてそれ自体が体に記憶としてそして、中枢神経系のパターンとして形成されているのもです

 

 

ピラティス、そしてヨーガの練習の中でこの感覚系、そして神経系にアクセスしながら行うことで、形態的な筋骨格系のニュートラルと、緊張や緩和・呼吸などの神経系のニュートラルとどちらも体感することができます

 

 

体幹部を体感するためには、何ににより動きというものが成り立っているのかを知り、そこにアクセスする必要がありますね

 

 

まとめ

・体幹部を体感するためには外観と内観に対してアクセスする必要がある

     

 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

     
     
     

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