「反射」と「反応」と「神経の滑走性」

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 

神経の滑走性

 
 
神経系が周囲の軟部組織の影響を受けずに働くためには、神経自体の柔軟性も必要である。
 
 
 
これは感覚神経のみならず、運動神経や自律神経にも同様のことがいえる。
 
 
 
この状態が完成されると、リラックスという状態に入っていけるのである。(防ぐものと塞がれるものの境目がなくなる)
 
 
 
逆に言うと、これら神経系自体の滑走性が低下している場合、周囲からの少しの刺激でも反射や反応として身体に表出されてしまうのである。
 
 
 
徒手療法や、ヨーガでのストレッチ、ピラティスでのエクササイズの時には特に体の何がどうなっているので現状態になっているのかという解釈が大切である。
 
 
 
関節の可動域についても同じことがいえる。
筋肉の柔軟性に加えてその筋肉が緊張してしまっている原因は何なのか。神経系がどのような状態になっているのかを把握し、ボディワークや施術に取り組まれると状態を把握しながらの閾値を感じることができるでしょう。
 
 
 
神経系の滑走や動きには色々な要因が影響を与える。
 
 
・神経自体の興奮性や伸張性
・神経を覆っている神経上膜、神経周膜、神経内膜またその間に存在する脂肪組織
・神経上膜周囲の軟部組織
 
 
などがあげられる。
 
 
神経自体も脂肪脂肪細胞で覆われており、また神経自体も脂質やタンパク質も構成要素になるため、これらの状態も滑走性に影響を与える要因となる。

 

 

反射、反応と神経


 

神経の滑走性が神経の興奮性、そして反射や反応に影響を与えるということは述べました。

 

 

中枢神経からのコントロールが円滑に、かつ最小限のエネルギーで行われるためには末端の状態がとても影響してくるということです。

 

この末端の状態を整えていくためには何が必要なのか…

 

 

これについて次回は書きたいと思います。

 

 
 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

     
     
     

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