ソマティックな視点で身体を考える「身体の左右」

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
運動療法と身体コンディショニング専門サロンのだいすけです。

ソマティックな視点で身体を考えるシリーズ「身体の左右」について考えていきます。

身体の左右

身体には左右が存在し、手や足も左右に1本づつ存在しています。
これら左右の身体の部位があることによって「身体の状態」をより空間的に把握することができます。
目も左右2つありますが、2つあることでより立体的に対象物をとらえることができます。
このように、左右という身体の部位が存在していることによって空間の中での身体知を可能にしているのです。
三次元的な世界に物質として存在しているので、その物質の捉え方自体も三次元的である必要があります。
三次元的に外界物を捉えることによって対象物との距離感やその対象物に対しての行動をどのようにとっていくかという運動プログラミングを先行的におこなうことができます。
また、身体運動はこのように左右があることによって身体の中心部にある背骨から対側の手足へと力を伝達することができ、より効率的な運動を可能にしています。
身体の移動として行われる「歩行」に関しても、「腕の振り」という運動が背骨を介して足へと伝わり一歩前に進むことが可能となっているのです。

左右の役割


上記のように身体運動の1つである「歩行」は腕の振りを足へと伝達し、最終的に一歩を踏み出すことができると述べました。
このように「左右」があることによってある一つの部位で発生させた力を他の部位へ伝達していきやすい構造となっているのです。
これは「左右」という身体の部位が存在していることに加えて、中枢部と言われる身体の中心に近い部分と末端と言われる端の部分との関係性についても同じようなことが言えます。
歩行中の腕の振りも身体の背骨へと力が伝わり、足へと伝達していきます。
この伝達の中継自体に関わっているのが身体の中心にある背骨であり、この中心部なくしては力の伝達は効率的に行われません。
身体運動を効率的に行っていく場合にはこの左右と中心・末端という部位の存在が欠かせないのです。
身体感覚としてはこの左右や中心・末端といった部位ごとの感覚情報が統合されていくことによって三次元での動きの伝達とコントロールが可能になるのです。
この感覚の統合に必要なことが「知覚」することであり、「認知」することになります。
この過程なくしては、三次元での身体運動を統合していくことはできません。
左右の身体感覚の統合、中枢と末端の感覚の統合、左右の身体運動の統合、中枢と末端の身体運動の統合は相互に関係し合い、これらの統合が行われることによってより深いフェーズで動きや姿勢の保持を行うことができるのです。

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

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    こころとからだの指針と紡ぐBodywork Salon Compassesではヨーガとピラティスを通じた心身コンディショニング・姿勢の改善やマッサージ・整体による痛みのケア(関節痛:首痛、頸痛、首コリ、肩こり、背部痛、腰痛、股関節痛、膝痛み、足痛や足部の変形:外反母趾など)、循環改善・むくみケア・姿勢と歩きの改善を行なっております。 ホームページではレッスンの内容や料金について詳細がわかりますので、この記事の最後の「ホームページはこちら↓↓をクリック」からのぞいてみてください。

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