ソマティックな視点で身体運動を考える「情報収集器官の位置」

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

運動療法と身体コンディショニング専門サロンのダイスケです。

 

今回は身体の感覚器官が位置している部位と姿勢との関係性について考えてみようと思います。

身体の感覚器官の位置


身体の中でも、たくさんの感覚器官が存在しています。
 
身体の感覚は「特殊感覚」という視覚や聴覚、平衡覚、嗅覚、味覚という感覚、「体性感覚」という表在感覚や運動覚といった感覚、「内臓感覚」という内臓器官の感覚があります。
 
この中でも周囲の状態や状況、環境などの情報を収集する器官は「特殊感覚」になります。
この特殊感覚は味覚を除いては自分の身体から離れている環境の状態を把握する感覚器官になります。
 
体性感覚は自身の身体の状態を認識する感覚器官になります。
 
ヒトは2本足で直立しているため、この「特殊感覚」という情報機関は人体の中でも最高位にあり、周囲の状況を把握しやすい状態になります。
特に頭蓋にこの「特殊感覚」と司る器官は集中しています。
 
ヒトはオリエンテーション(周囲の状況を把握し、何がどこにあるのかどうかを確認すること)を行い際にこれらの「特殊感覚」の器官を利用します。
 
特にヒトでは周囲の情報収集のおよそ8割を視覚に頼っていると言われています。
 
この視覚的情報によってヒトは自分の置かれている状態を把握し、経験や記憶といったデータに基づいて自身の行動や反応を選択します。
 
このようになぜその感覚器官がその位置にあるのかどうかという部分が把握できていると、身体運動にどのような影響を与えているのかどうかという部分を理解しやすくなります。
 
では次に特殊感覚と身体運動について考えてみようと思います。
 

 

特殊感覚と身体運動


多くの場合、感覚情報によって次の行動は選択されているというように考えられますが、この特殊感覚の情報器官も感覚器そのものであるため、そのポジションによって情報の捉え方が異なってきます。
 
つまり、この情報の捉え方によっては次の行動を起こすために筋肉の筋緊張事態が変化してしまい、運動の準備状態にも影響を与えます。
 
上記のを例に考えてみましょう。
 
視覚は眼球運動によって対象物に視点を合わせ、レンズによって焦点を合わせていきます。
 
この眼球運動は頸部の筋肉である後頭下筋群と関係性があります。
 
この頸部の位置が規定されていなければ眼球運動をどの方向に行えば対象物を見ることができるかが定まりません。
 
つまり、体性感覚や視覚以外の特殊感覚である平衡感覚などの情報が統合されることによって、自身の頭やくびは今どのようなポジションになっているのかどうかを把握することができます。
 
逆に言えば頭頸部の位置が定まっていなければ眼球運動の方向性が定まりません。
 
これらの共同によってヒトはオリエンテーションを完了することができ、次の行動を選択することができるのです。
 
眼球運動には眼球運動そのものに加えて頭頚部の位置や安定性が必要になってきます。
 
このように各々の感覚器官は別の感覚器官と常時協調しあいながら情報収集を行っているのです。
 
感覚器官そのものの状態と、感覚情報を統合することができているかどうが、感覚情報自体が統合できているかどうかという部分を意識することによって、自律神経系も含めた身体のコンディショニングを行うことができるのです。
 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナー
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナーを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

     

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