自己紹介~ブログ復帰~

みなさま、こんにちは。

広島県福山市でボディーワークサロンを運営しています、だいすけです。

本日は私がブログを再開した、ということで私自身の自己紹介とこれまでの歩み、そしてこれからの展望を書き綴ってみたいと思います。

何モノか・・・?

延近 大介(のぶちか だいすけ:Daisuke Nobuchika)。

今は、生業の内、半分は理学療法士として、そして半分は自分の事業としている。

自分の事業とは:

自分自身の身体と、自分以外の人物や動物と、自分以外の自然と、自分を取り巻く社会と「共生」している状態の基盤となる身体の在り方を身体を通じて探求するBodywork Salon Compassesの事業家。

資格・技能

・理学療法士
・ヨーガ講師/実践者
・Somatic Experiencing™ Practitioner
・DARe修了
・Somatic Experiencing™ eye of the needle修了
・Somatic Neutrality® 考案者

経歴

広島県福山市に生まれる。

小学生の頃からバスケットボールを始め、高校生時代の部活のトレーナーが理学療法士でもあったことをきっかけに理学療法士を志す。専門学校に進学し、2011年に理学療法士免許を取得。理学療法の仕事を続けていく中で、「自分の強みや武器がない」と感じ、ピラティスやヨーガを学び始める。その中で「病気になる前に予防ができれば、医療費の削減にもなり、働き手の世代が介護するという負担も減る」という考えを持つようになる。そんな中、母が闘病の末他界する。これまで何をしてきたのだろうと自分の人生を振り返りながら、自分の在り方や自分には何ができるのかを考え始める。ピラティスとヨーガの学びを続けていきながら、2017年に個人事業主として独立する。個人事業主として働く中で医療や介護の分野以外での社会の様を知る。幸せとは何か、幸福とは何か、共に生きるとはどのようなことなのか、社会の今後はどうなるのか、自分には何ができ後世に何を残していけるのか(自分が持っているバトンは何なのか)、を考えている矢先、Somatic Experiencing™にであう。トラウマセラピーの学びを通じて、「身体性」の重要性に気付く。
現在は、地方での事業構想として「心身ケアのためのボディーワーク」、「心身ケアサロン運営」、「身体性に関わる講演活動」を中心に行っている。

自分の人生の中にある「問い」

「共に生きるとは何なのか。どんな状態なのか。」
自分自身の中にある、いのち・生きていることとの繋がりと生きることの根底にあるもの。そして自分の事業の根底にあるもの。

自分が理学療法士免許を取得して、病院に勤めて5年が経つ時に自分の母が亡くなった。上記では闘病と書いたが、癌の闘病後、うつ病になり、病院で自害したのだ。
「何もできなかった」という部分に加えて、自分の父親が母の闘病で苦労していたのも知っていたため、断腸の思いだったというのが正直な部分。
この時に「生きることとは何なのか」「母は生きることを選ばなかったが、生きる先には何もなかったのか」「生きてきたということに対して何があったのか」という自分自身への問いが生まれた。
後悔の念に加えて、納得がいかない問い。
こんな思いをはせながら、10年近く事業を続けていく中でヒトの色々な部分を垣間見てきた中で、自分の中に在った潜在的な部分が浮かんできた。
「共に生きるというのは何なのか。どんな状態なのか。」ということ。
何が健康なのか、を探求するために、ピラティスやヨーガを学び、比較解剖学を学び、理学療法を学び…
でも、全体としての「身体性」を考えた時、身体のことだけでなく、人類学、社会学、経済学、日本の歴史、文化など様々なことも知っておく必要があるということにも気付き、探求していく中で、「そもそも他者と生きているし、自然の中で生きているし、『共生』している」ことに気付かされる。これは自分で家庭菜園を始めた時に気付いたこと。
これは、自分の価値観でもあるし、物事の答えや真理ともいえない部分でもある。
「生きる」ことを実践し、その中で共生を体感するという自分自身の実践の中でブログの中に綴っていければと思います。

地域での事業構想としての考え

地域といっても色々な特色を持っている地域があるが、1つの構想をしてみる。
医療現場や介護福祉の現場で働いてきた経験の中から、今起きている現状を考えてみたい。
まず、現在の日本では75歳以上になると要介護や要支援といったいわゆる介護認定が認定される人の割合が多くなる。
現状では日本の人口は逆ピラミッド型であるので、高齢者の人数の方が若年層の世代よりも多い。
これは地方でも同様。言い換えると、地方では要介護の方々を介護する家族も身近にいないことが多い。地方の若者や働く世代の人たちは都市へ出てしまっている。これは大学進学の時点で進学を地方大学ではなく、都心に近い大学に進学しているという背景もある。
では介護する世代や、その世代を支える世代が足りていない部分はどのようにして補われているのだろうか。その役目をになっているのが、介護老人保健施設や特別養護老人ホームなど、要介護認定された人たちを受け入れる施設側である。そして、自宅を継ぐ者もいないため、空き家が増えている。
子育てに関しても、子育て世代は核家族化しており、子育て世代の親であっても、働いている人たちは多くいる。子育てを家族全員で、地域全体でという雰囲気はなく、子育て世代は子供が病気で休めば仕事を休み、その分給料が減算された中でも保育料を払っている現状がある。これに伴っての現在の物価の上昇である。
以下にまとめてみる。
・地方の過疎化と都市の過密化は働き手のアンバランスということに加えて、空き家や介護の分野において担い手がいない。結果的に介護する年代も物価の上昇もあり、働き手になる必要も出てくる。この影響は子育て世代にも影響する。そして子供が大きくなっても進学という時期になると地方を離れ、就職の際にもそのまま都心部で就職が決まり、地方の過疎化へと繋がる…。

これらを考えてみると、何が地域の事業構想として必要なのか。
たくさんのご高齢の方々に接する機会がある中で、1つの声を聴きました。

「自分の子供が、近くにいないのはしょうがない。だから、自分のできることができるだけ自分でやり続けたい。」
この言葉は誰しもそうなんだろうと感じたし、共生していく故の選択だと感じた。
「本当は頼りたい部分もあるが、頼れない」というのが地域や地方の確固たる問題なのではないのかなと、感じています。

私が事業構想として掲げるものは以下である。

・地方や地域で学び続けることができる機会と場を作ること。
・地方や地域で世代を問わず、疲れや癒される場を作ること。
・町別に産後の女性のケアができる場を充実させること。
・地域の中で町別に心身ケアができる場を提供すること。

今年から少しずつ動いています。
これらの動向はブログでも経過を綴っていきますので、よろしければブログを読んでいただけると嬉しく思います。

 

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この記事を書いた人

Daisuke Nobuchika

・Bodywork Salon Compasses代表
・Somatic Neutrality®考案者
・理学療法士
・Somatic Experiencing™ Practitioner(SEP)
・Yoga Teacher(Kaivalyadhama Yoga Institute Certificate Course in Yoga修了)
・Somatic Resilience and Regulation®修了
・側弯トレーナー
・DE GASQUET®INSTITUT基礎講座、ぺリネのABC受講修了
広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールに積極的に取り組み、全国大会やAll Japanに出場。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活動のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナーコース修了。2022年SEP取得。同年SRR修了。2023年Kaivalyadhama Yoga Institute Certificate Course in Yoga修了。現在、理学療法士とサロンでのセラピストとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

Bodywork Salon Compassesとは

こころとからだの指針を紡ぐBodywork Salon Compassesではヨーガとピラティスなど心身のアクセスを通じた心身コンディショニング・姿勢の改善、タッチセラピー(マッサージ、整体)による痛みのケア(関節痛、首痛、頸部痛、首コリ、肩凝り、背部痛、腰痛、股関節痛、膝痛、足痛や足部の変形:外反母趾など)、循環改善・むくみケア、姿勢と歩きの改善を行っています。ホームページではセッションの内容や料金について詳細がわかりますので、「ホームページはこちら」をクリックしてのぞいていみてください。

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