ソマティックな視点で身体を考える「身体感覚の意味」

 

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広島県福山市を中心に活動しています

 

運動療法と身体コンディショニング専門サロンのダイスケです。

ソマティックな視点で身体を考えるシリーズ「身体の感覚は意味付けされる」について考えていきます。

身体への感覚

身体への感覚は視覚や聴覚、平衡感覚などの特殊感覚や皮膚の感覚器官から受容される体性感覚などがあります。
 
感覚とは末梢神経と感覚受容器から脳へと伝えられる電気信号のことです。
 
物理的にはこのように色々な刺激が電気的信号として脳へ伝えられるということが「感覚」です。
 
まずはこのように受容器から神経系を介して中枢へ伝えられる情報自体が感覚である部分を理解しておく必要があります。
 

感覚の意味

上記のように感覚とは物理的な電気信号のことです。
 
そしてこの電気的信号が脳へ伝達されると、この感覚は何の感覚なのかという部分が解釈され「知覚」といった情報に深堀されます。
 
例えばポケットの中に鍵が入っていたとします。
この鍵を手で触った時には手の感覚受容器から皮膚に触れている感覚が伝達されます。
 
この触っているものが何なのかを解釈する段階が「知覚」です。
 
さらに「知覚」は「認知」されます。
 
この「認知」とは上記のように今鍵を触っているという段階から、鍵は扉の錠をとくものであると意味付けされる段階になります。
 
鍵とわかっても使い方がわからない状態では、鍵を使用することができません。
 
物品を使用するという課程の中には、このように「感覚」、「知覚」、「認知」といった段階があり、この全てが遂行されることで日常の中での物品の使用が可能になります。
 
つまり、この「感覚」「知覚」「認知」の課程を経ることによって、どのように身体を動かし、使用していくかどうかという方向づけをすることができるのです。
 
このように身体運動の際には身体がどのような状態であるかどうかという部分に加えて身体自体を「知覚」し「認知」する必要があります。
 
この動きが何をしようとしているのかどうか。
 
ただ使うといった身体運動に関しては目的がないため、普段の動きの中ではその機能自体が発揮されることが少なく、筋力で言えば筋力トレーニングをしても普段使用していないため、筋力トレーニングをやめれば筋力は落ちてしまうということです。
 
普段使用するために必要な「感覚」「知覚」「認知」の課程を通しての身体運動が必要であり、普段の生活の中でその機能を使用できるという身体の運動性を向上していく必要があります。
 
このように身体は感覚自体に動きや反応の意味付けをしています。
 
1つ1つの動きの意味を感じながらエクササイズを行ってみることで動きの質感の変化に気付くことができます。
 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

     

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