ソマティックな視点で身体を考える「身体の反応のしやすさ」

 

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広島県福山市を中心に活動しています

 

運動療法と身体コンディショニング専門サロンのダイスケです。

 

ソマティックな視点で身体を考えるシリーズ

今回は身体の反応のしやすさについてソマティックな視点から考えてみようともいます。

 

身体の興奮状態


身体が興奮している状態とは交感神経系が活性化している状態であり、落ち着いている時は副交感神経系がゆっくりと活動しているということになります。
 
この自律神経系が常時活性化に近い波をたどっているとすればどうでしょうか。
 
身体への感覚情報や周囲の環境や状況把握に対して鋭敏に反応してしまいます。
 
また、副交感神経系による交感神経系の急激なブレーキングがかかっている状態では逆に感覚情報に対して活動をすることが難しく、「動けない状態」となってしまいます。
 
身体運動の動き自体の前にはこのように自律神経系による身体の状態の調整が行われているのです。
 
常時活動しやすく興奮状態になっている自律神経系であれば、身体の反応は鋭敏にもしくは過敏になってしまい、身体の状況や状態を把握し認識する前に反射のように身体が反応してしまいます。
 
このように身体の興奮状態は身体の反応しやすさに影響しているのです。
 

 

身体の状態・状況を把握する


例えば疲れている時、周囲の状態や状況に注意を向けることや注意を分散することが難しくなってしまうことはないでしょうか。
 
交感神経系に対する副交感神経系の急激なブレーキングがかかている状態(フリーズ)している状態ではこのように注意をコントロールすることが困難になります。
 
自身の身体に対してもこのようなことが起こります。
 
疲労感や交感神経系の高活性化は身体の動きのブレーキングを引き起こし、このブレーキングがかかている状態では身体は生存のためエネルギーを使用しなくなってしまいます。
 
つまり注意の分散や注意の喚起などをすることが難しくなるのです。
 
身体では身体感覚にこの注意を向けることや、身体運動自体が感覚情報になっているため、この動き自体を認識するといったことが難しくなります。
 
自身のボディマッピングを正確に把握することが難しくなり、身体の動きのコントロールは困難になるのです。
 
身体の活性化を自律神経系という神経系の視点から捉えただけでもこのような「身体」としての統合の理解ができますし、動きのために何が必要なのかを把握しやすくなります。
 
逆に注意を分散しすぎていたり、注意が喚起されすぎている状態は過度な覚醒状態であり周囲の状況に注意が向きすぎてしまいます。
 
このような状態では過去や未来の事象についても注意がそれてしまい、身体の運動や感覚情報への注意を向けにくくなります。
 
このことからも自律神経系の活性化状態がいかに身体への注意やフィードバックに関わっているかどうかを理解することができます。
 
ですので、自身の身体の状態を把握しようとする時には身体に注意を向けることができているかどうか、他の部分や気になることに対して注意が向きすぎていないかどうかという部分をピラティスのエクササイズやヨガのアーサナの際には気付いていく必要があります。
 
動きであればこの動きの中で何が想起されているかどうか、ポーズの保持であれば保持していることによって何が想起されているかどうかに注意を向け、気付いていく必要があります。
 
1つ1つ自身の注意がしやすいかどうか、その中で動きや姿勢の保持はどうかという部分に気付いてい見てください。
 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナー
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナーを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

     

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