こんにちは、こんばんは、おはようございます
広島県福山市を中心に活動しています
理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。
エクササイズ動画をマーメイド、スパインツイスト、ソウとあげてきましたが、常に座って行っているエクササイズなので「座位のポイント」について、解説していきます。
エクササイズ動画を見たい方は下の画像をクリックしてね!
目次(Contents)
横から見たときの座位姿勢のポイント
横からの座位姿勢のポイントは以下になります。
・座る部分は仙骨ではなく、坐骨。
・頭の位置は坐骨の直上。
・鳩尾(みぞおち)を引き上げて、肩は耳から遠ざける。
・視線はやや斜め上。
なぜ上記の部分がポイントになるのかというと…
脊柱の弯曲がある中で、最大限に重力に抗した体のポジションになるためです。
抗重力位のポジションがなぜ重要なのか?抗重力位とはなにか?についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
(下の画像をクリックすると記事をみることができます。)
では、ここからは座位姿勢のチェックポイントを1つずつ確認していきます。
なぜ仙骨ではなく、坐骨で座るのか?
仙骨で座っている時、脊柱のアライメントはどうなっているのでしょうか。
仙骨で座っている場合
→腰椎は後弯し、最大限の抗重力位のポジションにはならない。
坐骨で座っている場合
→腰椎は本来の前弯位となり、抗重力位をとることができるポジションとなる。
ということになります。
逆に言えば、重力に抗して体を起こしていると坐骨が最下端部にくるということにもなります。
坐骨自体にも幅があり、坐骨の前方に座ると、腰部
なぜ坐骨の直上に頭蓋骨が位置するの?
脊柱の上には頭蓋骨が、下方には骨盤があります。
この脊柱の下にある骨盤の直上に頭蓋骨を位置させることで、脊柱の関節1つ1つがニュートラルなポジションとなり、必要最小限の力で重力に抗して体を起こすことが出来ます。
なぜ鳩尾(みぞおち)を引き上げて、耳を肩から遠ざけるのか?
鳩尾を引き上げる=重力に最大限背骨が抗している位置になります。
また、頸を重力に対して最大限伸ばしていくためには、肩甲骨が重力方向に引き下がっていく必要があります。
重力に抗して上に伸びていくためには、反対に重力方向への力が加わることで作用反作用の法則(運動の第3法則)によりより背骨を上に伸ばしていく力が+されていきます。
肩甲骨がその重要な役割をになっているのです。
動画では肩といっていますが、肩甲骨を引き下げるといってもいいかもしれません。
なぜ視線をやや斜め上にするのか?
脊柱の上の部分を頸椎といい、第1頸椎から第7頸椎まであります。
この頸椎という名前ではなく、形とした機能分類をした頸部として区分けすると、頸部は第1頸椎から第4胸椎にまで至ります。(頸部の前弯は第1頸椎から第4胸椎、胸部の後湾は第4胸椎から第12胸椎、腰部の前弯は第12胸椎から第5腰椎に至る)
頸部の前弯を第1頸椎から第4胸椎で構成すると視線は自然と斜め上になるということになります。
・この座位姿勢を保持するために必要な筋肉は何か?
これらの要素を成り立たせるために必要な筋肉として重要なものは多裂筋と腸腰筋になります。
多裂筋の作用は脊柱の生理的弯曲を保持することになります。
腸腰筋の作用は腰椎の前弯の保持になります。
類人猿と骨格を比較した時、類人猿では腰椎は後弯を呈しており、ヒトは腰椎は前弯を呈しています。
この脊柱を起こしていった結果、腰椎の前弯が構成され、腸腰筋がそれを支える役目を担うようになってきたということになります。
ヒトは背骨を横から見たときに、頸部、胸部、腰部という3つのカーブを構成します。
また、腰椎は前弯位を呈し、ヒトとしての特徴である直立二足歩行を効率よく行うためには重要なポイントになります。
この背骨のカーブが1つ減ると背骨には2倍の衝撃が加わることになります。
衝撃を吸収できる環境であれば、情報収集器官が多く存在する頭部をより高い位置に位置させることが可能になるわけです。
正面から見たときの座位姿勢のポイント
正面からの座位姿勢のポイントは以下になります。
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Daisuke Nobuchika
・ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクター
・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
・予防運動アドバイザー
・歩行アドバイザー
・側弯トレーナー
広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
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