FRピラティス エクササイズ「マーメイド」の解説

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 

今回の記事はFRピラティスのエクササイズ「マーメイド」の解説記事になります。

動画は下の画像をクリックしてね!

動画で使用しているストレッチポールはグリッポンというものです。

 

 

 

マットはヨガワークスの12㎜のマットを使用しています。

 

 

 

 

マーメイドの効果

マーメイドの効果(目的)は以下の通りになります。
 
胸椎の柔軟性の向上(腰椎の安定性の向上)
 
ここであがってくる疑問はとして、なぜ胸椎の柔軟性と腰部の安定性が必要なのか?というものがあがってくると思います。
 
 
なぜ胸椎の柔軟性と腰椎の安定性が必要なの?
 
まずは、背骨の機能が何なのか?という部分を理解していきましょう。
 
 
大前提として、背骨はたわむことで歩いている時の床からの反力を吸収し、頭蓋骨の重さを支えています。
逆に考えると、たわむことが出来なければ、クッションとしての役割を担うことができず、硬い部分にその衝撃がかかってしまうかもしくは柔らかい部分で多くの衝撃を吸収せざるをえなくなります。
 
 
では、今度は胸椎と腰椎に分けてその特異性を理解していきましょう。
 
胸椎の周りには肋骨が付着しており、胸郭(肺が入っている部分)を形成しています。
 
腰椎の周りには骨は存在せず、内臓や筋肉が多く存在しています。
 
 
 
ここで分かることは、胸椎の周りには骨があって動きずらい腰椎の周りには支えとなるものがなく動きやすいということです。
 
 
ということは、背骨のクッション作用を最大限にいかしていくためには、硬くなりやすい部分の柔軟性を向上させて、支えがない部分は安定性を向上していく必要があるわけです。
 
 
背骨は頸部前弯、胸部後弯、腰部前弯という3のカーブが背骨に存在しています。
 
この各々の背骨のカーブがクッション性を発揮することで、円滑な歩きを獲得するベースができるわけです。
 
 
詳細はファンクショナルローラーピラティス(FRP)ベーシックインストラクター養成コースで勉強してみてください。
全国各地で養成コースが開催されています。
詳細は下記リンクよりご確認ください。
 
https://frpilates.com/
 
 

 

胸椎の柔軟性はどうしたら向上するのか?

 
ここで大切になってくるのが、肩甲骨の動きと脊柱の動きのリンク(つながり)になります。
 
肩甲骨の動きと背骨の動きのリンクについては下の表にまとめます
 
肩甲骨 胸椎
両側の前方突出 屈曲
両側の後退+肩関節伸展 伸展
両側の前方突出+肩関節屈曲 伸展
一側の前方突出+対側の後退 回旋
一側の上方回旋+対側の下方回旋 側屈
両側の上方回旋 伸長
両側の下方回旋 伸長
※「コメディカルのためのピラティスアプローチ」より
 
 
 

 

 

マーメイドのポイント

マーメイドのポイントは以下になります。

 

・左右の座骨の圧を常に変えないこと。

・体が伸びている側を意識して行う。

 
では、動画をみながらエクササイズに取り組んでみてください!
 
ご自宅で本をみながら行うならFRピラティスのエクササイズの本がオススメです。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクター
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
     
     
     

     

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