ピラティスの基本原則:⑨関節の分離運動

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 

 

前回はピラティスの基本原則である「軸の伸長」についてまとめました。

 

 

そして、その「軸の伸長」というピラティスの構成要素が「姿勢」と「動き」の架け橋であることも前回の記事の中で述べてきました。

 

 

そして本日からは動きの部分である「関節の分離運動」、「脊柱の分節的運動」、「選択的呼吸」について1つ1つまとめていきたいと思います。

 

 

関節の分離とは

分離の意味は以下の通りです。 

 

1.分かれて離れること。また、分けて離すこと。

 

2.結晶・昇華・蒸留などにより、ある物質を分けて取り出すこと。

 

(Web goo国語辞典より)

 

つまり、体でいうとある部位とある部位を分けて動かすということになります。

 

例えば隣接している骨と一方を止めて、もう一方のみを動かすということです。

体が動いている時は、特定の部位が完全に静止するということはたいため、どこがメインとして止まっていて、どこがメインとして動いているのかという解釈になります。

 

 

この動きというのも、寝ている状態で動かす(寝ているでも仰向けやうつ伏せなど)場合や座っている状態で動かす場合、立っている状態で動かす場合など姿勢によっても、支えている面積が異なるため分離運動に必要な力やコントロールの方向性が異なってきます。

 

 

関節の分離運動のために必要な要素

関節の分離運動のために必要な要素は関節自体に「軸の伸長」の感覚を持ち続けることです。
 
軸の伸長についての記事は下の画像をクリックしてください
 
 
 
この軸には①重力方向と平行な軸と②骨・関節の長軸方向によって形成される軸の2つの軸があり、それぞれの軸の中でコントロールするというコントロールでも2つのコントロールを同時に行う必要があります。
 
 
 
 
軸の伸長のために必要な要素は③アライメント④正中化⑤肩甲帯の組織化⑥コアの制御⑦足のアーチの各要素です。
 
 
 
 
それぞれの要素がどのような状態であれば、軸の伸長という構成要素を達成できるのかということについてはそれぞれの記事をお読みください。
 
③アライメントの記事は下の画像をクリックしてください
 
④正中化の記事は下の画像をクリックしてください
 
⑤肩甲帯の組織化の記事は下の画像をクリックしてください
 
⑥コアの制御の記事は下の画像をクリックしてください

⑦足のアーチの記事は下の画像をクリックしてください

 

関節の分離ができるとどうなるのか?

関節の分離運動ができることでの身体的なメリットは何なのでしょうか?
 
 
 
1つ1つの関節を動かすことができれば、ピラティスの構成要素である「関節の分離運動」、「脊柱の分節的運動」、「選択的呼吸」の次の要素である「動きの統合」、「リズム・フロー」という動きの連鎖という要素を達成することができます。
 
 
 
人が動くということは単に1つの関節が動くというだけではありません。
1つの関節が動くのみでは、目的動作を達成することはできません。
 
 
 
1つの動きが他の部位にその力(エネルギー)が伝達されることで目的動作としての大きな身体運動が成されていきます。
 
 
 
これを動きの連鎖(運動連鎖)や動きの繋がりと言います。
またはピラティスの構成要素の用語では動きの統合とも言います。
 
 

要は、「関節の分離運動」が達成できると部位から部位へのエネルギー伝達が円滑になり、動きの統合が円滑になります。

 

そのため、関節はあらゆる方向に分離運動できる方がいいのですが、この動きの幅は関節の構造によって異なります。

詳細に関しては、別記事にまとめていきます。

 

 

 
 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクター
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
     
     
     

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