ピラティスの基本原則:④正中化

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 

 

「全身の関節のニュートラルを1つ1つ確認していく」記事はシリーズとしてまとめたものを1つずつ記事としてあげていきますので、今しばらくお待ちください。

 

 

ピラティスの基本原則の内容をあげ、基本原則である③アライメントについてアライメントの意味やアライメントとはピラティスではどのような状態を言っているのかについて書いてきました。

 

 

今回は③アライメントの以外の基本原則となる④正中化について書いていき体と思います。

 

 

基本原則の成り立ちや、原則の内何が姿勢を構成し、何が動きを構成し、何がエネルギー代謝を構成しているのか…についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

 

 

正中とはどのような状態か


 
国語辞典より正中とは下記の意味をさします。
 
1.物のまん中。中心。

2.かたよっていないこと。また、正しくて理想的なこと。

3.天体が日周運動で子午線を通過すること。南中。
(Web goo国語辞典より)
 

 

正中とは物質的な真ん中や中心をさしますが、身体上での中心部とはどこのことなのでしょうか?

 

 

ヒトの姿勢から考える正中とは


 

ヒトの骨格をみてみると、その骨は骨の中心部が関節の中心部であることはほとんどありません。

 

例えば、背骨を頸から尾骨までみてみましょう。

 

 

頸部は前弯、胸部は後弯、腰部は前弯位となっているのは上の図を見てのとおりです。

 

 

骨自体の中心部に対して上下の関節面が一直線上にあれば背骨自体も1ほんの棒状になってしまいますね。

これは頸椎の1つの骨を横から見た図になります。

 

 

左側の上と下が椎間板が上下に存在しており、真ん中の斜めのラインになっている部分が上下の椎間関節になります。

 

 

主として重力に対して垂直になる部分は体重支持として、可動性を見出している部分は必ずしも重力方向とは垂直方向にはなっていないということになります。

 

 

これらを考えると1つの骨の中心部を正中と捉えるというよりも、身体全体の骨や関節として正中とは何かをとらえていく必要があります。

 

 

全身の骨の形状は違いますが、身体全体として重力が頭頂からかかってことに対して身体全体で正中化をし、正中を保つための筋肉が働き、出来るだけ最小限のバランスの中で重心移動を行い、結果的に動き(起き上がり動作、立ち上がり動作、歩行など)を円滑に行うことに繋がってくるのです。

 

 

これらを含めて考えてみると、姿勢を構成する要素としての③アライメント④正中化⑤肩甲帯の組織化⑥コアの制御⑦足のアーチがいかに姿勢の保持にかかわりがあるかということが理解できます。

 

荷重と非荷重での正中


 

では、次に正中といっても

①体重がかかり、支える機能が必要とされる骨・関節

②荷重ががかかっていない骨・関節

が全身には存在しています。

 

 

これらの違いについて考えてみましょう。

 

 

荷重下で体重を支える関節は重力方向に対して、その関節面は垂直に近い形となっています。

しかし、荷重がかからない関節に対しては関節面は重力に対して垂直に近い形はとっていません。

 

 

肩の関節をみてもわかりますが、四足動物は体重が前脚でも支えることが出来るように肩甲骨が側面に位置しています。

馬もヒトとは肋骨の形や肩甲骨の位置が違い、体重の支持がしやすい形となっています。

 

 

人の身体が垂直に起きてきた進化の過程を捉えると、荷重がかかる関節は重力に対して垂直であることが正中化といえるでしょう。

 

 

しかし、姿勢を保持するだけでなく、動物として動きを考えた場合は骨と骨という単的な骨同士の正中ではなく、全身として正中化を捉えていく必要があるということになります。

 

「正中化」がなされている身体感覚とは


 

関節面同士が重力に対して垂直な状態をとることが出来れば関節に対するズレ力は最小限することができます。

関節面にズレ力が加わることで、その周囲の軟部組織には負担がかかります。

場合によっては痛みや身体の重さを感じることもあるかもしれません。

 

正中化がなされている状態では身体は最小限の努力で垂直に身体を起しておくことができます。

 

つまり重力に抗して身体を起こしている状態になります。(これを抗重力伸展活動:⑧軸の伸張という)

 

 

体の中で正中がなされにくい部位


 

荷重関節でも正中化がなされにくい部位があります。

 

 

骨盤帯や足部といった重力に対してそもそも垂直方向に関節面が向いていない部位になります。

 

 

そういった部位は関節面で支えるには限界がありますので、靭帯が多く存在しています。

 

 

※アライメントと正中化については関連性があるので、「全身のニュートラルを確認する」の記事で両方の視点から捉えいきます。

 

 

正中化のためには何が必要か


 

正中化は身体の機能面と構造面という2つの視点が必要な要素になります。

 

 

例えば骨の両端の関節面が平行状態を保つことができなければそれはズレ力が働いてしまいます。

膝の変形性関節症ではこのズレ力が大きくなっていくため周囲の組織に対する負担が大きくなっていきます。

 

 

正中化を達成していくには、関節面同士が並行であるという構造がまず必要であり、その構造を感知し、コントロールするというインナーマッスルや関節の周囲の軟部組織の状態が必要になります。

 

 

この両者のバランスは、ヒトが発達の過程で獲得していく機能的な面と年齢と共に形成されていく骨化の際にどのような運動負荷がかかっており、発達の中で骨化がなされてきたのかということが必要になります。

 

 

そのため、個々の骨格や機能により、微妙に正中というものは異なっているといことになります。

 

 

 

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この記事を書いた人

Daisuke Nobuchika

・理学療法士
・ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナー
・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
・予防運動アドバイザー
・歩行アドバイザー
・側弯トレーナー
広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナーを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
 
 
 

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