注がれて、注がれて

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 

自分の時間やエネルギーを注ぐことは生きているとたくさんあると思います。

 

 

注ぐという連鎖についてまとめてみました。

 

 

注ぐ方向性

アーユルヴェーダにはダートゥ(体組織)とスロータス(経路)そしてVata(ヴァータ)、Pitta(ピッタ)、Kapha(カパ)という性質(地・水・火・風・空の5元素はそれぞれヴァータ、ピッタ、カパに別れる)があります

 

 

注ぐということは、まさにこのダートゥとスロータスの関係性に似ています。

 

 

ダートゥは7つあり体の構成組織として存在しています

 

 

これらのダートゥは1つのダートゥが次のダートゥの材料となり、まるで段々畑のように次へ次へと注がれるように作られていきます

 

 

つまりは上段の水がなければ、下段の水田には水は行かないということになり、下段は枯渇していきます。

 

 

体のエネルギーや栄養学的な面ではこのように循環が生まれています。

 

 

体の動きも注がれることと同じように上から下に向けてエネルギーの伝達があります

 

 

逆に時には下から上に向けてエネルギーの伝達があります。

 

 

上記を下行性運動連鎖上行性運動連鎖といいます

上行性運動連鎖イメージ:体の下部の状態は上に影響する)

下行性運動連鎖イメージ:体の上部の状態は下に影響する)

 

以前の記事でご紹介した首・頸部の運動連鎖(以前の記事はこちらから)も最終的には足部へとエネルギーの伝達が行われます。

 

 

この運動エネルギーと位置エネルギーの連鎖は動きというもの全ての中でつながっています。

 

 

この連鎖は筋・骨格系の連鎖としてでなく、神経系も含めた運動パターンの連鎖、自律機能としての反応として表出されてきます

 

 

つまりは注ぐエネルギーの場所や部位、方向性によって最終的に伝達される部位が異なってしまうということです。

 

 

トンネルの入り口と出口は1つづつなはずなのに方向性を見失うと出口にたどり着くことはできません

 

 

この入り口と出口とトンネルの関係性注ぐ、注がれる方向性が一致することでピラティスが目的とする効率的な動きヨーガアーサナでポイントとされる安定的な姿勢をとっていくことができます

 

 

この繋がりのお話を鹿児島での勉強会ではさせていただく予定です

 

お話を戻します

 

 

例えばこのエクササイズ

ヒンジバックというピラティスエクササイズです

 

 

上から下に向けての動きの連鎖は最終的に股関節で、下から上に向けての安定させるための連鎖も最終的に股関節に集約しています

 

 

結果的に動きの中心点は股関節になり、そのために必要な筋肉を使うこと、促通するということが使用する筋肉になります

 

 

エネルギーを道筋に沿って注ぐことで集約する部分がはっきりとしてきます

 

 

エクササイズやポーズをとる時にどこが支点となりどの方向にエネルギーを使っているのかを意識していくことが大切になってきますね

 

 

まとめ

・エネルギーの注ぐ方向で動きの集約部位が決まる

 

 

 
 
 
 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクター
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
     
     
     

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