習慣とは「姿勢や動きのパターン」である

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 
 

習慣という言葉を聞いたことがあると思います  

 

例えば「早起きの習慣」

 

  3食食事をとるという習慣  

 

たくさんの習慣があります。  

 

この習慣ですが日頃の動作や姿勢も習慣として捉えることができます

 

 では、この習慣がどのように動きや姿勢に影響しているのかということを今回はトピックとしてあげたいと思います。

 

 

習慣とは

  習慣とは

ある事が繰り返し行われた結果、その事がしきたりになること。しきたり。ならわし。  

という意味です。  

 

例えば、右手ばかり使用しているともちろん右の握力は強くなる。

 

  立っている時に、どちらかの足に体重をかけて立っている場合はそちらのバランス能力は高くなる

 

    このように、姿勢や動作も習慣と同じようにその姿勢や動作がしきたりになります。

 

  では、なぜこのように姿勢、動作をパターンかするのでしょうか?

 

 

姿勢や動作をパターン化する意味は?

答えは簡単で

 

  無駄なエネルギーを使いたくないから

 

出来るだけ簡易化したいのです。

しかし、①その動作や姿勢が神経系(気分が楽)が単に楽と感じているのか、②関節や筋肉といった神経系と繋がっている部分と共に楽と感じているのか  

 

この2つは大きく違います。  

 

①は言い換えればダラダラしている。

 

サボりたいとか。  

 

②は力学的にも効率がよくエネルギー代謝を最小限に姿勢の保持、動作が行えるということになります。  

 

もちろんピラティスは効率的に動いていくために、骨格の特徴を理解してその運動方向が円滑に行えるように、筋肉を活性化したりバランスを鍛えたりします  

 

でもヒトは現代ではたくさんの情報処理をしながら暮らしています。  

 

なので、ピラティスである程度効率的な動きを習得することは大切です   しかし、神経系とのリンクや神経系の適応性と合わせたエクササイズが必要です。  

 

要はエクササイズもパターンかしないということ。  

 

ピラティスをしている時のように日常生活が送ることができればいいですが、意識はできても生活はピラティスではありません  

 

そういった点では理学療法とピラティスはとても仲がいいと思うんですね  

 

理学療法ではもちろん施設でのリハビリテーションを行います。

 

しかし、その背景には利用者様の生活や人生があります。

 

どう人生を送り、どのような生活を送りたいのかという部分も含めて近年ではリハビリテーションゴールが設定されます。  

 

社会背景を含めてエクササイズを提供する  

 

ここがないと生きるということにピラティスが活きてきません  

 

なので、私はご自宅での出張レッスン(個人クラス、プライベートクラス)に力を入れています。  

 

パターンはものや、言ってみればお家の間取り、導線、家族との関係、その時の気分、家の雰囲気、香り… 様々な周囲の情報が影響して成り立っているのです。  

 

なのでエクササイズもどんな感覚でやっているのかという指導者側の解釈と情報収集が必要になってきます。

 

 

ピラティスと生活

 

例えば、ピラティスのエクササイズをやった後はいいけど、生活での痛みが取れないとか、また次お会いしたらもと通りということはありませんか?  

 

例として… 立ち上がる時に腰が痛いので何とかしたいというクライアントさんがおられる場合どうしますか?  

 

立ち上がる練習をしますか?  

 

立ち上がるために必要な筋力をつけますか?  

 

立ち上がるために必要な関節の可動性を会得しますか?  

 

生活で使えなければその部位の筋力はつかず(逆に落ちてしまう可能性もある)、関節の柔軟性も維持できないでしょう。

 

それは生活している環境が影響しているからです。  

 

でしたら、上記のクライアントさんはどこからどんなふうに立ち上がる時にどのように動いてどのが痛いのか?  

 

椅子からでしたら、椅子自体の調整も必要かもしれません   身体をパターン化していることが影響していることもあります

 

周囲の環境やその環境に対してどのような姿勢や動作をしているのか?  

 

生活の中でどうするのか?  

生活の中の何を改善するのか?  

それに必要なことは何なのだろうか?  

 

ぼくが学生の時に教わってずっと大切にしてきたことです。

最終的にピラティスは手段でしかないということです。    

 

目的になってしまわないように注意が必要ですね。  

 

まとめ

・生活に合わせたエクササイズの提供が必要。

・生活の中でクライアントさん自身が何を感じどうしたいか。    

 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。

     
     
     

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    コメント

    1. […] 昨日は習慣と身体のパターン化について書きましたが(昨日の記事はこちらから)、体の感覚器系と神経系の記憶の反応として動作がパターン化している事があります。 […]

    2. […] 以前も述べましたが(以前の記事はこちらから)身体は反射や反応として動きが表出してきます […]

    3. […] 動作のパターンや習慣についても以前述べたが(以前の記事はこちらから)この経験をアップデートしない限り、予測値は変わらない […]

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