ピラティスとヨガの違い〜ピラティスって何?〜

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

 

段々と気温が下がってきていますね。

 

 

気温が次第に下がってくると寒さ対策として厚着をするため、身体の重量に加えて服の重量が身体へかかってきます。

 

 

結果的い肩こりになったり、首コリになったりすることが起こってくるので、身体自体を冷やさないこと、そして適度に筋肉を動かすことで血流不全の防止が必要です。

 

 

寒くなると首コリ、肩こり、腰部痛などの症状が悪化してしまう方はお風呂の中での軽い手足のストレッチだけでも効果がありますので是非取り組んでみてください。

 

 近日では「ヨーガ」と聞けばイメージがつく方もおられるかと思います。イメージがつかなくても聞いたことはあると思いますが、「ピラティス」と聞いてもなかなかイメージがつかないこともあると思います。

 

 

中には「ピラティス」が「ティラピス」とか「ティラミス」とカタカナだとどうも色々な用語とごちゃごちゃになってしまうこともあると思うので、ピラティスとはなんなのか?ということをまとめてみたいと思います。

 

ピラティス

ピラティスをつくりあげたのはジョセフ・H・ピラティス氏(Joseph Hubertus Pilates:1880ー1967)です。

 

彼は幼少期から病弱でヨーガや太極拳、ボクシングなど様々な身体的運動に取り組み、自分の病弱さを克服してきました。

 


彼は第一次世界大戦中に捕虜としてマン島に送られ負傷兵に対する手当てに従事するようになる。

 

 

この時負傷兵を寝かせるベッドを使いベッド上で行った運動が今日世界中に広がっているピラティスメソッドの基になります。

 


彼は対戦中負傷兵に対するリハビリテーションメソッドとして自分の病弱さを克服した経験を活かしました。

 


終戦後彼はアメリカに渡り、ジムを開院させます。

 


彼の事務がテナントとして借りていたビルにはアメリカでの有名なダンサーが通うダンス教室もありました。

 


噂を聞きつけたダンサーはピラティス氏のもとを訪れパフォーマンスの向上を目的にエクササイズを始めました。

 


このエクササイズの中は「身体を自由自在にコントロールする」というコントロロジーという考え方のもと行われていたと言います。

 


すなわち、ピラティスとは身体をコントロールすることそのものであり、そのためのエクササイズが現在ピラティスとして知られているものになります。

 

 

ピラティス氏もヨーガをやっていたので、ピラティスエクササイズの中にはヨーガのポーズに似ているものもあります。

 

 

もう一つピラティスを象徴するものとして「Body-Mind-Spirit」という考え方があります。これはより動的なもので活動的な考え方です。

 


より動物的な機能(身体を動かすということ)を促すため神経系も動物的な神経系である交感神経系が優位となりやすい状態となります。

 

 

エクササイズ自体もゆったりするものはありません。

 

 

ヨーガとの大きな違いはその目的にあります。

 

 

ヨーガの目的は自分自身の在り方を感じて探すことであり、ポーズが取れることは目的ではありません。ポーズを通じて何を感じて自分がどう在るかを認識することに目的があります。ハタヨーガでは(アーサナの前にはヤマ:禁戒、二ヤマ:勧戒)ポーズ(アーサナ:坐法)の他にプラーナヤーマ(調気法)やプラティヤハーラ(制感)、ダーラナ(集中)、ディヤーナ(瞑想)、サマーディ(三昧)と段階的に練習が進みます。最終的には解脱の領域に達することがヨーガの目的です。これはヨーガの八支則といわれます。

 

 

話をピラティスに戻します。

 

 

なので、ピラティスをしながらリラックスは基本的にはありません。(休憩をとっている時は別として)

 

 

ピラティスは色々な道具を使います。

例えばこれはリフォーマーというピラティス専用のベッドを使用してエクササイズを行なっています。

このベッドの足元にはバネがついていた負荷がけをしたり、動きをサポートしてくれるものになります。

 

こちらの画像のようにマットで行うものもあります。

 

ちなみにぼくがやっているピラティスはこちらです。

動画としてみることもできます。

ぼくがやっているピラティスはFunctional Roller Pilates(ファンクショナルローラーピラティス)という日本発祥のピラティスです。

 


このピラティスはマットとフォームローラー(ストレッチポール)を使用して行うもので、このポールを負荷にしたり補助として使用したりします。言ってみれば専用のベッドのような補助と負荷がけとマット上で行う手軽さを合わせたようなものになります。

 

ピラティス自体がリハビリテーションとして使われていたので、どこかの損傷後や骨折後、変性疾患に対して使用することもできます。
※専門家の指示のもと行なってください。

 

現在はプライベートクラスとして出張レッスンを行なっていますのでスケジュール確認はこの下のお知らせでご確認ください。

 

まとめ

・ピラティスは身体をコントロールするリハビリテーション

・ピラティスはヨーガももとになっているが、ヨーガとは目的が違う

 

 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクター
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
     
     
     

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    こころとからだの指針と紡ぐBodywork Salon Compassesではヨーガとピラティスを通じた心身コンディショニング・姿勢の改善やマッサージ・整体による痛みのケア(関節痛:首痛、頸痛、首コリ、肩こり、背部痛、腰痛、股関節痛、膝痛み、足痛や足部の変形:外反母趾など)、循環改善・むくみケア・姿勢と歩きの改善を行なっております。 ホームページではレッスンの内容や料金について詳細がわかりますので、この記事の最後の「ホームページはこちら↓↓をクリック」からのぞいてみてください。

     

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