『機能障害と関節 VOL4』

こんにちは、こんばんは、おはようございます

 

広島県福山市を中心に活動しています

 

理学療法士、ヨーガ・ピラティスパーソナルトレーナーのダイスケです。

 

歪みを起こさないために

 

歪みを起こさないためには、保持しておく部分と動かす部分(つまりは安定させる部分と動きを促す部分)を明確にしておく必要があります。 昨日は回旋運動についてでしたが、本日は屈伸運動を中心に身体の歪みを起こさせないポイントを考えていきます。

 

この動画では、屈伸運動を行なっています。

 

  脊柱は前方、後方に身体を傾ける動き(傾斜)や、脊柱自体を伸ばしたり、丸めていくような動きがあります。  

 

脊柱は1つ1つがお互いに繋がっているため極端にズレを生じることはありませんが、身体にかかる負荷によってズレ力(剪断力)が掛かり続けています。  

 

以前にもあげましたが、脊柱での歪み力が腰仙関節部にかかりますが、その制動を行うポイントが股関節になります。  

 

動画では股関節を中心に動いているため、剪断力を制動するための筋肉である「腸腰筋」や「多裂筋」が協調的に働くために腰部と仙骨部の動きを連動させ、剪断力を軽減します。

 

  しかし、股関節の自由度が少なくなってしまうことで、歩行時の(特に踵を接地した時の)衝撃はダイレクトに腰仙部、続いて腰部全体へと波及していきます。

 

  腰部自体は屈伸運動は得意ですが、側屈という横方向の動きには関節の形態上的しておらず、腰自体も得意ではありません。

 

  歩行時の衝撃は前後のみならず、丁度踵を接地した瞬間から接地脚へ重心を移動していくため、横方向への剪断力も掛かり続けています。  

 

腰部と仙骨、そして骨盤帯が協調しなければなりません。 →これは次回載せます。  

 

つまりは、股関節の形態をみてもわかりますが、球関節である股関節はあらゆる方向へ動く子ができるため、衝撃を逃しやすい反面、協調的に動かなければ剪断力を上方(ここでは腰仙部)に伝えていきやすくなってしまいます。  

 

どれだけの股関節、腰仙部の協調バランスが必要かはそれぞれに評価をしなければなりませんが、協調的に動いている場合は腸腰筋の収縮が感じられ、多裂筋や殿部の外旋六筋の収縮も感じれます。  

 

動画では背骨を上に上に伸ばす感覚で行なっていますが、これにより脊柱のカップリングモーションと脊柱と骨盤の協調性に繋がってきます。

 

  繋がっているように見えて剪断力が歪みに繋がってしまう場合、痛みやしびれなどを招く可能性があります。

 

  この評価や感覚統合についてのワークショップを16日に行うので、開催後にまた内容をちらりとご報告致します。

 

  明日は脊柱の動きと骨盤・股関節の協調運動についてです。 歪みの評価をするためにはこの部分を知っておくことは大切です。

 

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    この記事を書いた人

    Daisuke Nobuchika

    ・理学療法士
    ・ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクター
    ・Yoga Teacher(Triyoga®︎、3A`s)
    ・予防運動アドバイザー
    ・歩行アドバイザー
    ・側弯トレーナー
    広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス アドバンスインストラクターを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。 また、臨床中に患者様と関わる中で「病気になる前の予防の重要性」を感じ、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
     
     
     

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