こんにちは。
身体コンディショニングセラピスト&理学療法士として広島県福山市を中心に活動していますCompassesのDaisukeです。
目次
『見て学ぶピラティスエクササイズ』
ピラティスエクササイズはどんなエクササイズなのか?
ヨガであればポーズの写真をみたことがあるかもしれませんが、ピラティスは実際になめらかに・しなやかにフローの状態で動き続けるので写真では理解しにくい部分もあると思います。
今回はFRピラティスのエクササイズ動画をyoutubeチャンネルであげているものご紹介します。
ヘリコプター
目的:股関節の柔軟性の向上、正中化。
股関節と骨盤の動き
出典:グレイ解剖学
出典:グレイ解剖学
股関節の動きと骨盤の動きには関連性があります。
その前に、股関節の動きを確認します。
股関節の動きは「屈曲ー伸展」、「内転ー外転」、「内旋ー外旋」の6方向への動きがあります。
これは股関節の形状である、球状であるがゆえにできる動きになります。
他にも形状が似ている関節としては、肩の関節があります。
股関節は骨盤側が大きな臼状となっており、大腿骨のてっぺんである大腿骨頭という球状の頂部が臼状の骨盤にはまり込んでいます。
次に骨盤の動きを確認します。
骨盤の動きは「AsーPi」、「InflareーOutflare」、「坐骨の内転ー坐骨の外転」という小さいながらも6方向への動きがあります。
骨盤の動きとしても関係性があり、「AsーInflareー坐骨の外転」と「PiーOutflareー坐骨の内転」とそれぞれの動きが各々の動きと関係性があります。
では骨盤と股関節の動きについて次に見ていきましょう。
股関節の「屈曲ー伸展」には骨盤の「PiーAs」が
股関節の「内転ー外転」には骨盤の「坐骨の内転ー坐骨の外転」が
股関節の「内旋ー外旋」には骨盤の「InflareーOutflare」が関係しています。
股関節の動きに伴って、靭帯や関節包といった軟部組織の連結により、同方向へ骨盤が連なって動きます。
この股関節の動きと骨盤の動きを分離させて動くのがこの「シザーズ」というエクササイズです。
股関節の分離の時に行う骨盤の意識として
「股関節屈曲ー骨盤As」
「股関節伸展ー骨盤Pi」
「股関節内転ー骨盤坐骨の外転」
「股関節外転ー骨盤坐骨の内転」
「股関節内旋ー骨盤Outflare」
「股関節外旋ー骨盤Inflare」
が必要です。
この意識を常に保つためにはベースの意識として、背骨全体を長く軸の伸長を感じ続けることです。
股関節にいかにスペースを作って動かすかが大切になります。
ヘリコプターとは
ヘリコプターはシザーズから左右の股関節の内転・外転、内旋・外旋を行いながら前後・上下の足を入れ替えていきます。
この時もいかに骨盤を正中で保持し、足の重みに引っ張られないようにするかが重要になります。
ヘリコプターの注意点
・腰がそってしまわないように常に尾骨を巻き込み骨盤を手前に傾けた状態で行う。
ファンクショナルローラーピラティスベーシックインストラクター養成コースについて
現在広島県福山校では9月に第4期ファンクショナルローラーピラティス ベーシックインストラクター養成コースの受付が始まっています。
詳細は下記の画像をクリックしてご確認ください。
まとめ
プライベートレッスンのスケジュールは随時更新しております。
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Daisuke
広島県福山市出身。小学校から社会人にかけてバスケットボールを続けてきました。高校生の時に人の役に立つ仕事に就きたいという思いと部活のトレーナーが理学療法士であることもあり、理学療法士を志す。2011年、理学療法士免許習得。総合病院、整形外科病院在籍中にピラティス、ヨガに出会う。2017年ファンクショナル ローラー ピラティス マスタートレーナーを習得。現在、理学療法士として臨床現場とインストラクターとして活躍中。
また、母の死を機に「病気になる前の予防の重要性」を悟り、『病気に囚われない予防の実現』を人生のテーマに日々邁進している。
2011年 専門学校川崎リハビリテーション学院卒業、理学療法士免許取得(国家資格)
2012年 SJF基礎コース修了
2013年 運動連鎖道場修了
2014年 予防運動アドバイザー習得、エボリューションウォーキング養成コース修了
2016年 アシュタンガヨガ プライマリーシリーズTT修了(Ken harakuma)
2017年 FRピラティスマスタートレーナー・側弯トレーナー取得(中村尚人)、アシュタンガヨガ インターミディエイトシリーズTT修了(Ken harakuma)、DNA Aコース修了
2018年 triyoga Basic受講中(Eva-Maria Beck)